その4、インレイを決める。~モチーフ妄想合戦~
時を遡ること、見積依頼を出す前にやいのやいの決めていた頃合い。
私「インレイどうしようかな」
店員「九尾が結構ゴツいインレイですからね」
私「そう、作るからにはアレ以上とは言わないけど張り合えるくらいの欲しい」
店員「まぁ九尾作ったからには、クオリティは保証出来ると言っていいですからねw」
私「となればモチーフを何にするかが問題になってくるな……」
ヘッドインレイ。
今所有している「九尾」は名前のとおり「九尾の狐」が装飾されている。
そのため、並べても遜色ないようなモチーフが必要になってくると考えたのである。
私「九尾は殺生石伝説から持ってきてる……んー、大元は中国から渡ってきてる瑞獣だし瑞獣繋がりで考えると……白澤?」
店員「白澤って……何すか?」
私「これこれ(スマホ見せる)」
店員「……」
私「OK、やめておこう。反応でもうね、除外すべきだと思った」
店員「すんません正直解らないっすw」
私「もういっそタヌキとか。九尾はキツネだから」
店員「タヌキてw」
私「カップ麺みたいだよねえ……タヌキで考えると団三郎、芝右衛門、太三郎とか、隠神刑部あたり?」
店員「どれも解らない……というかスゴイ知ってますね??」
私「割と妖怪は好き。妖怪ウ〇ォッチは好きでもないけど」
店員「隠れてないっすよw」
私「まぁ、そんな軽いノリで決めました的なのじゃ満足しないので却下だな。うーん……」
その後も色々妖怪案が出るもしっくりこない。
私「……あぁそうか。原点に戻ろう」
店員「?」
私「伝説を基に九尾を作ったなら、同じ■■だし■■■とかどう?」
店員「■■■と。なるほど良いですね!」
私「造形見る限り、金額は多少張ると思うが気にしないでおこう」
店員「まぁ、まずはルシアーさんに聞いてみて可否も判断してもらいましょうか」
==数日後==
店員「ルシアーさんから『あぁ作れますよー』ってお返事ありました」
私「軽ッ!」
店員「もし作るんなら頑張ります!ということですw」
私「おぉ……気合入ってる……じゃあ、今のとこ仮決定ってことで。今後何か思いついたら本決定前に変えるかもしれないからね」
店員「了解です!」
ということで、ヘッドインレイのモチーフを決めた時のオハナシ。
■で隠してるのは勿体ぶってるだけです、ホントに申し訳ない。
本格的に作成開始となったタイミングで色々あけっぴろげにしていこうと思います。
……正直、ハカランダ選んだ以外で高くなってる要因があるとしたらココだろうなと思えるくらいの代物です。そんなのをヘッドインレイに頼みました(
次回は木材の写真を見せてもらったときのオハナシをします。