小噺・木材の名前はややこしい。
ゆるゆるとやってるこのブログ、今回は木材の名前のややこしさについて。
一文字違うだけで全く違う木材を指してることがあるんですよ。
その木材の名は「グラナディラ」と「グラナディロ」。
これ、全く違う木材なので表記ミスしちゃうとエライ目にあう。
グラナディラについて
グラナディラと呼ばれる木は「アフリカンブラックウッド」のことを指します。
マメ科ツルサイカチ属なのでハカランダと同じ科・同じ属の近縁種です。
要はローズウッド……紫檀なんですが、更なる別名として名付けられたのは「アフリカ黒檀」。何故か紫檀なのに黒檀って言われてるんですよ、もうそのあたりだけでも単独でややこしいぞコイツ(
グラナディラが主に使われる楽器はオーボエやクラリネットなどの管楽器です。
グラナディロについて
グラナディロと呼ばれる木は「南米紫檀」「マカカウバ」と呼ばれたりしてます。
早速名前の表記がブレるのもお約束というかなんというか。
マメ科であることまでは確かめたけど、何属かは出てこないな……?勉強不足で申し訳ない。方々でマメ科ツルサイカチ属だと謳われているが、一緒かなあと脳裏に疑問符は浮かびます。
尚、混同した挙句グラナディロのことをメキシカンローズウッドと呼ぶ方ちらほら居ますが、メキシカンローズウッドは「ココボロ」のことを指すので違いますね。
と、二つ上げただけでも混乱を生み出す。非常にややっこしいんですよ木材名。
ましてや1文字違いである。間違えないようにしなくちゃね……?
1文字違うだけで価値も音質もガラリと変わってしまうので、これからギター買うって人はそのあたりも気をつけて見ていたほうがいいかもしれない。