小噺のコーナー。 マホガニーという木がある。 センダン科マホガニー属に属する樹種であり、ギター用材として 名前が挙がることも少なくない。 その中でもチラホラ聞く名前、「キューバンマホガニー」についてアレコレ 綴っていこうかなと思います。 キュー…
戯言のコーナー。 ギターやってると誰しも一度は「オシャレ」について考えるもの。 ただ、その「オシャレ」というのもどんな手段を講じるのかは人によって様々。 今まで見てきた事例をちょこちょこと上げていこうかなと思います。 1,デカールを貼る 俗に言…
雑なハナシのコーナー。 動画サイトで海外のバイヤーさんが出してる1943年製Martin D-28を視聴。 ご丁寧にも海外の販売ページもURLが掲載されていたので見に行ったのです。 ……はい、御存じの方も多いかと思いますが、1969年以前のD-28はサイドバックがブラジ…
屁理屈&戯言のコーナー。 買えないギター。よく聞くハナシです。 買わないギター。よく聞くハナシです。 ……はて? この二つ、一文字違うだけでニュアンスがかなり違うんですよ。 買えないギターというのは「金銭的余裕がないため」であり、 買わないギター…
小噺のコーナー。 「カポタスト」という小物をご存じだろうか。 このブログ見てる物好き人なら知っているはずである。 このカポタスト、実に様々な種類が出ているのですよ。 カポタストの形に応じてゆるーーーーい説明をしていこうかなと思います。 1、ゴム…
小噺のコーナー。 Twitterのほうで「皆さん何派ですか?」というアンケートを行ってみたんですね。 選択肢は 1,Martin派 2,Gibson派 3,Taylor派 4,その他派 という感じです。 結果としては Martin派……20.7% Gibson派……13.8% Taylor派……1…
小噺もとい屁理屈のコーナー。 「初心者がギター始めたいと言っている。」 良い事である。 「ついてはギター買いたいと言っている。」 良い事である。 「初心者でも弾きやすくて値段も安い、お勧めのギターある?」←コレ。 コレよ。コレ凄ーーーーく悩ましい…
毎度おなじみ、小噺と言う名の無駄話。 ギタリスト界隈でよく耳にする言葉、「一生モノのギター」。 この一生モノの基準がどうにも高額なギター寄りになってるフシがチラホラ。 数十万円またはそれ以上するギターとかは「一生モノ」と呼ばれることがあるけど…
久々に小噺。 最近は技術の進歩も目覚ましく、古ぼけた雰囲気を出すためのレリック加工、経年変化を速めてヴィンテージギターのような音・質感を新品時から出せるトリファイド加工を施されたギターが増えてきました。 便宜的に題名のような「ヴィンテージっ…
ちょっと小噺。 ギタリスト界隈ではニュースになったかも謎ですが、2021年(去年ですね)年明け早々にシアラスカティンバー社が伐採事業から撤退しました。 詳しくはこちら↓ kubodera-zousaku.com リンク飛ばずにここから下だけざっくり読んでもらっても…
ということで、オーダー関連でまた楽器屋と色々話してきました。 つい先日(5日くらい前?)から、ルシアーさんが製作に取り掛かったようです。 それの報告ついでに、ハードケースに関して詰めてきました。 何か適当なモノがないか探して色々調べ。 ハード…
以前載せたスペックから若干変更が出た部分を修正して、改めて掲載。 単純に自分でもごっちゃになってるのと、また整理することで見えてくるものがあるのではないかという淡い期待。 ボディシェイプ→OOOカスタム カッタウェイ→フローレンタイン トップ→ムー…
久々の更新となりました。 今回もオーダーメイドギター関連のオハナシというか進捗というか。 仕様が概ね固まったはいいが、結局のところコロナ禍ということもあり 材料を写真で確認させてもらうまでに留めていたわけで。 流石にコレはヤキモキするわけです…
ネットに出回る何番煎じになるか解らない、与太話をば。 アディロンダック仕様のアコギ、現代でもよく見かけます。 トリファイド加工されてたりそのままだったり、どれも良い音で鳴っています。 鳴ってる、のですが。 オーダーメイドをやる際に、周囲から結…
8月に更新したのを最後に何も更新してなかったので、久々に。 前回スペック大まかな所が固まりヘッドインレイ案もほぼ固まりました。 (ヘッドインレイについては後日詳細載せる形にします) で、まぁ何というかですね。 ブログに書くこと無くなっちゃって…
やっとこ。 やっとこ前金を払って少し肩の荷が下りた気分です。 いやー長かった。といっても、実はまだ確定してない部分がある状態で 前金払っちゃってるんですよね。良いのかソレで。良いんです。 確定してない部分があるけど、「総枠としての金額」はほぼ…
ゆるゆるとやってるこのブログ、今回は木材の名前のややこしさについて。 一文字違うだけで全く違う木材を指してることがあるんですよ。 その木材の名は「グラナディラ」と「グラナディロ」。 これ、全く違う木材なので表記ミスしちゃうとエライ目にあう。 …
久々にオーダー関連の進捗状況を更新。 タイトルに時間との戦い、と書いているけどもコレは急ぐ必要がある方の意味ではない。 とにかく時間がかかるのである。 もうね、ひたっすらに本決定までの時間が長い。ここまで半年以上かかっている。 カスタムオーダ…
久々に更新するブログのネタがオーダーのことでなくて良いのか?良いのよ? ということで、ゆるゆるとしたアコギのボディシェイプに関する解説。 意外と知らなかったりすることもあるので、この機会に是非ゆるく覚えてみてね。 1、ドレッドノートサイズ(D…
先日大体の仕様が固まったのですが、その際にネック形状とナット幅についても 決めておりました。 というか、当初の段階で「Vシェイプ」で「ナット幅44.5㎜」を希望していたのですが、ルシアーさんが今までVシェイプは作ったことがないそうで、どんなものか…
久々にオーダーメイド関連の進捗が進んだのでそのあたりを更新です。 先日「その8」で書いていたムーンスプルース。楽器屋に写真が届いたようです。 3枚の候補から選べるとのことで非常にウキウキしながら見てました。 どれも非常に甲乙つけ難いものだった…
ギターのこともちゃんと書いたほうがいいのかなってことで試験的に。 チューニングについて書いていきます。ゆるゆると。 音楽理論とか無知無知なので、ゆるゆると。 ギターのチューニングは6弦から順番に「EADGBE」が基本。 練習始める前に、確認してます…
さて、ゆるゆる解説していきます。今回はメイプル。 オーダー案件が進まないとついつい更新を忘れがちになる本ブログ。 ==メイプル== ・和名はカエデ。 ・音はくっきりした軽快な音って印象。 ・メイプルだけでも種類は多く、世界で130種類くらいある…
次のオーダーネタが出るまでの繋ぎとなってる木材ゆるゆる解説。 今回はスプルース。 ==スプルース== ・種類が結構多いよ。シトカジャーマンイングルマンスイスイタリアンアルパインルッツアディロンダックヨーロピアンカルパティアン……キリがねぇ!省略…
本日は久々にオーダーに関する前進があったので更新。 トップ材に「ムーンスプルース」を選ぼうとしてまして。 このムーンスプルースという代物。何でも、「真冬の月が下弦から新月にいたる直前の数日」に伐る「新月伐採」という方法を使った木材で、音が良…
尺稼ぎのゆるゆる木材解説その2。今回はマホガニー。 ==マホガニー== ・「暖かい音」「優しい音」「甘い音」とか表現される。個人的主観ね。 ・和名は「桃花心木」 ・世界三大銘木のひとつ。 ・キューバンマホガニーが稀少でやたら高価。マフィアの資金…
人によっては怒られそうな、ゆるゆる木材解説その1。 ==ローズウッド== ・「キラキラした音」「重厚な音」「レンジの広い音」とか人によってコロコロ表現が変わる ・和名は紫檀。シタンと読む。 ・アコギのサイドバックによく使われる。指板やブリッジ…
さて、オーダーメイドを頼むにあたって一番大事なのは「気長に待てる心の余裕を持つこと」だと思っています。 店員さんと話したときの内容からで抜粋しますけど、結構長く待たされることあるんですよ。 半年くらいで出来ますよ!って言っても、そこから引き…
昨日の小噺にて出したハイエンドという単語。 ハイエンドギターとは何なのか、についての小噺でもしていきます。 ハイエンドと言われるとおり、めっちゃ高いギターのことをそう指すことが多いのですが、30万円以上のモノを言うことが多いです。 さて、高いに…
店員と話していた内容など、持論を小噺としてつらつらと書いていきたいなと思います。 ちょっとした暇つぶし程度に考えて頂ければ幸いです。 初心者の方、ギター選びの際「試奏はあんまりしない」って人が多いです。 何で?って聞くと「周り上手い人ばっかり…