小噺・チューニングについてゆるゆる解説。
ギターのこともちゃんと書いたほうがいいのかなってことで試験的に。
チューニングについて書いていきます。ゆるゆると。
音楽理論とか無知無知なので、ゆるゆると。
ギターのチューニングは6弦から順番に「EADGBE」が基本。
練習始める前に、確認してますか?
大丈夫ですか?
割と「昨日やったしへーきへーき!」とか思ってる人いませんか??
甘い。
練習始める前に確認するの、かなーり大事ですよ。
ズレた状態はデメリットしかないのですよ?ココがダメだと全てがダメになる。
チューニングズレてれば当然、コード押さえても変な音にしかならないわけで。
弾き語り動画とか見るのとても楽しみなんですが、時折いるんですよズレたまま弾いてる人。
もうね、違和感しかないの。とことん。
本人には申し訳ないけど、聞いてても違和感が拭えなくて仕方ない。
絶対音感持ってるわけではないけど、長年弾いてると例えカポつけてようが
「このコードならこんな音が鳴る」って感覚的に解るんですよ。
ソレがしない。不協和音でしかない。
確認せずに長くやってると、合ってない音を「標準」だと思ってしまう危険性もはらんでいるので、そこも危険な所だったりする。
そんな感じになってしまうので、「練習前にチューニング確認」は大事です。
閑話休題。
ただ、基本と銘打ってるだけあって、チューニングには変則チューニングも存在する。
一例を下にゆるっと紹介していきますねー。
・半音下げと全音下げチューニング
→読んで字の如し、全部の弦を半音か全音下げるチューニング。
ダルッダルになるやんけ、と思うかもしれんけどメリットはちゃんとありまして。
カポすれば通常チューニングに戻るから、ちょっと弦のテンション柔らかくなって押さえやすくなるんですよ。あとは移調しても難しいやんけって曲が簡単に出来たりする。
意外とみんな、「カポで移調しても簡単にならない!」って嘆く人いるんですがそういうとき半音下げや全音下げすると天国見れますよ。ホントですよ?
・ドロップDチューニング
→通常から6弦だけ1音下げたもの。
そこだけ下げて弾きやすくなるのぉ?って思うでしょ?
弾きやすくなるんですよぉ。ソロギターとか弾いてる人はこの言葉よーくわかるはず。
・F A D G B E
→通常から6弦だけ1音上げたもの。ファッドギビーとか呼ばれる。
そこだけ上げて弾きやすくなるのぉ?って思うでしょ?
コレが意外と弾きやすいんですよぉ。やはりこれもソロギター奏者はわかってくれるはず。
・D A D G A D
→通常から6弦と2弦と1弦をそれぞれ1音ずつ下げたもの。
ダドガドチューニングと呼ばれてて、押尾コータローさんの曲に多い印象ありますね!
あとはJustin Kingの「Phunkdified」がこのチューニングでの有名な曲。
通常のものより何だか都会派な響き。変則チューニングの定番っちゃ定番。
・D A D G C E
→通常から6弦1音下げ、2弦半音上げしたチューニング。
antoine dufourのspiritual grooveとかがこんなチューニングしてますね!
3弦から下のほうが不思議な感覚になります。試してみてねって言いたいけど割とみんな2弦チューニング上げるときにビクビクする。私もビクビクする。
→通常から6弦2.5音下げ、5弦1.5音下げ、4弦半音下げ、3弦半音下げ、2弦1音下げ、1弦1.5音下げ。
訳わからんでしょコレ?
でもこれ、東方地霊殿の「廃獄ララバイ」弾くときのチューニングなんですよ。
ダルッダルにしてるので逆反り気味に調整してたら思いっきり弦がビビる。
順反り気味なときにチャレンジしてみてくださいね。
……と、色々あるんですよチューニング。
初心者のうちは半音下げ・全音下げ・ドロップDあたりチャレンジしてみると、チューニングの奥深さがちょこっと体感できるかなと。
そのうち理論とかについてアレコレ調べ始めたら、オリジナルでチューニング開発してみるのも面白いかもしれませんねえw
そんな感じのゆるゆるチューニング解説でした。
理論立った情報を載せるアタマはないので、悪しからず。